絶景の宝庫！和歌山県白浜町の三段壁で感動体験
〜基本情報〜
名称：三段壁
場所：〒649-2211
和歌山県西牟婁郡白浜町２９２７−５２
料金：三段壁自体は無料。
洞窟は有料（大人1,500円、小学生750円）
駐車場：三段壁町営駐車場（無料30台）
福亀堂三段店駐車場（有料75台）
あなたが「絶景を求めて旅行をしたい！」と思っているなら、和歌山県の『三段壁』は、絶対に外してはいけません。
この場所、実はSNSやYouTubeなどでも大きな注目を浴びており、今、最も訪れるべき観光地の一つとして話題沸騰中！
和歌山県西牟婁郡白浜町に位置する『三段壁』は、壮大な景勝地で、自然の力が織り成す美しい景色を楽しむことができる観光名所です。
海と岩が織りなすダイナミックな風景は、まさに圧巻！
これを読めばあなたも『三段壁』の虜になること間違いなし！
そんなダイナミックな自然が溢れる『三段壁』を「つばっち」が紹介します。
三段壁とは？
『三段壁』は、白浜町の南端に位置し、名勝として有名なスポット。
一番の魅力は、なんと言ってもその圧倒的な「絶景」です！
名前の通り、断崖が三段に重なっているように見えることから『三段壁』と呼ばれ、黒潮の荒波が長い年月をかけて作り上げた、高さおよそ50メートルの断崖絶壁！
それを上から見下ろす眺めは、まるで映画のワンシーンのよう。
特に晴れた日には、青い海と白い波が広がり、息を呑むほどの美しさです。
三段壁の見どころ
絶壁！洞窟！そんな自然爆発ワードが盛りだくさんの『三段壁』。
そんな『三段壁』の見どころを以下の４つにまとめてみました！
１：壮大な断崖絶壁
２：三段壁洞窟
３：展望台と遊歩道
４：ロマンチックな側面
５：歴史
1. 壮大な断崖絶壁
三段壁の最大の魅力はその断崖絶壁の景観です。ここからの眺めは、まさに圧倒的。
海の青さ、空の広がり、そして岩肌の迫力が、訪れる人々に強い印象を与えます。
特に朝日や夕日が沈む時間帯に訪れると、色合いが一層美しく、感動的な瞬間を味わうことができます。
展望台からは、岩肌がむき出しになった断崖絶壁と、その下に広がる太平洋の荒波を一望できます。
まるで映画のアクションシーンのロケ地のような迫力満点の景色に、誰もが感動すること間違いなしです！
2. 三段壁洞窟
三段壁の魅力はその外観だけではありません！
高速エレベーターで地下36mまで降りると、そこには『三段壁洞窟』が待っています。
この場所もかなり有名で、『三段壁洞窟』は、実はその昔、戦国時代に戦の際に使われたと言われる場所であり、歴史的な背景も持っています。
洞窟内には、暗く神秘的な空間が広がっており、実際に歩いて探検することができます。
約200mの洞窟内を30分かけて巡るコースは、まるでテーマパークのアトラクションのよう。
神秘的な散歩体験間違いなしですね！
3. 展望台と遊歩道
『三段壁』には展望台があり、ここから360度の絶景を楽しむことができます！
周辺には遊歩道も整備されており、歩きながらその景色を楽しむことができるのも魅力のひとつ！！
少し足を運んで、さらに素晴らしい景色に出会える場所を探してみましょう。
4. ロマンチックな側面
『三段壁』は「恋人の聖地」としても知られています。
展望台から見る夕日に染まる太平洋の景色は、特に格別です！
多くのカップルがこの絶景スポットを訪れ、ロマンチックなひと時を過ごしています。
5. 歴史
古代の歴史
『三段壁』の歴史は古代にまで遡ります。
特に注目すべき出来事は、「源平合戦」。
平安時代、「源平合戦」で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説が残る洞窟。
熊野別当の湛増（たんぞう）という人物が、この地から源平合戦に参加したとされています。
湛増は元々平家方として知られていましたが、息子の弁慶の要請もあり、どちらに加勢すべきか迷っていました。
そこで、田辺の宮の神前で七番の闘鶏を行い、神意を占ったとされています。
結果は七番とも白鶏（源氏を象徴）の勝利となり、湛増は源氏につくべきだという神のお告げと解釈しました。
この出来事を受けて、湛増は熊野水軍に源氏方への加勢を呼びかけました。
総勢二千余名が二百隻の船に分乗し、屋島ノ浦に向かって出発したとされています。
壇ノ浦の戦いでは、湛増が率いる熊野水軍の参戦が源氏にとって大きな力となり、源平合戦の決着に重要な役割を果たしたと伝えられています。
洞窟内には、牟婁大辯才天（むろだいべんざいてん）が鎮座しており、パワースポットとしても有名です。
打ち寄せてはかえす臨場感あふれる波を間近で感じる南紀白浜の名スポット。
近代の歴史
三段壁は、その壮大な自然美だけでなく、悲しい恋の物語の舞台としても知られています。
1950年6月10日、22歳の定一さんと18歳の貞子さんという義理の兄妹が、この三段壁から身を投げて情死するという出来事がありました。
二人は、それぞれの親が再婚して生まれた義理の兄妹でした。
血縁関係がなかったため、実際には結婚も可能だったのですが、若い二人はそれを知らずに、許されない恋だと思い込んでしまったようです。
二人は岩に口紅で遺書を書き残し、三段壁から飛び降りて命を絶ちました。
この悲しい出来事は、後に「義兄妹口紅心中」として知られるようになりました。
遺書には「白濵の海は今日も荒れてゐる 一九五〇・六・一〇 定一 貞子」と書かれていたそうです。
二人の両親は、この遺書を発見した後、友人の彫刻家に依頼して、翌年の同じ日に口紅の跡に沿って文字を彫ってもらいました。
これは、二人の思いが成就することを願ってのことだったといいます。
現代の三段壁
現在、三段壁は「恋人の聖地」として認定されており、展望台近くにはハートのモニュメントが設置されています。かつての悲恋の物語を超えて、今では幸せな恋のシンボルとしての一面も持つようになりました。
おすすめの楽しみ方
魅力に溢れる『三段壁』。
その中でおすすめの楽しみ方をご紹介していきます！！
１：展望台からの絶景を堪能
２：三段壁洞窟での冒険
３：夕暮れ時の訪問でロマンチックな雰囲気を満喫
４：お土産店での地元グッズ探し
５：カップルのデートスポット
1. 展望台からの絶景を堪能
『三段壁』の展望台は、絶景スポットとして有名で、雄大な太平洋と約50〜60メートルの断崖絶壁を一望できる場所となっています！
ここはかつて漁師たちが船の動向や魚群を見つけるために使用した「見壇」に由来しており、現在は観光客に人気の名所となっています。
最大の魅力は、安全に絶景を楽しめることです。
散策コースの中で唯一、足元がしっかりしており、手すりが備わっているため、安心して眺望を楽しむことができます。
特に、断崖の上に位置しているため、視界が開け、素晴らしい眺めを堪能できます。
晴れた日には、青く広がる太平洋と白い波しぶきが打ち寄せる様子が一望でき、自然の雄大さを肌で感じることができます。
また、風が適度に吹いていることから、心地よい海風を感じながら景色を楽しむことができます。
季節や時間帯によっては、異なる表情も見せてくれます！
朝日や夕日の時間帯に訪れると、海面に反射する光景が特に美しく、ロマンチックな雰囲気に！
晴れの日だけでなく、荒波が打ち寄せる荒天時の迫力ある景色もとても魅力的です！
『三段壁』の展望台は、自然の壮大さを体感できる場所であると同時に、安全に絶景を楽しめる貴重なスポットです！
訪れる際は、天候や時間帯を考慮し、ゆっくりと景色を堪能することがおすすめ！！
２. 三段壁洞窟での冒険
「冒険の始まりは地上から」そんな声が洞窟冒険家からは聞こえてきそうな気がします^_^
長さ2キロ、高さ50〜60mに及ぶ柱状節理の大岩壁で、断崖絶壁の名勝として知られる『三段壁』。
壮大な景観を目にした後、エレベーターに乗車。
わずか24秒後には、地下36ｍの洞窟入口に到着します。
本当の冒険の幕開けです！！
洞窟内部は、約200メートルに及ぶ探訪歩道が設けられており、レンガ色の岩肌と間接照明が作り出すノスタルジックな雰囲気が訪れる人々を魅了させています。
この神秘的な空間では、波の音が響き渡り、太古の時代から続く自然の力を肌で感じることができます。
歴史を感じる見どころもたくさんあります。
史料に基づいて再現された番所小屋や、日本一大きいとされる青銅製の弁才天像、さらには瀬戸鉛山鉱山採掘場跡などが展示されており、訪れる人々を歴史の旅へと誘います。
最も印象的な体験の一つは、洞窟に打ち寄せる波の迫力です。
波が寄せては返す様子は、自然の力強さを直に感じさせ、訪れる人々に畏敬の念を抱かせます。
また、洞窟内の展望台からは、十像岩や太平洋の大海原を見渡すことができ、壮大な景色に息を呑むことでしょう。
三段壁洞窟の冒険は、単なる観光地巡りではありません！
それは、地球の歴史と人類の歴史が交差する場所での、時空を超えた旅といえるでしょう。
洞窟内のフォトスポットでは、この特別な瞬間を写真に収めることができ、訪れた人々に忘れられない思い出を提供すること間違いなし！
しかし、この冒険には注意も必要です。
台風など波の荒い日は危険なため休館になることがあります。
自然の力を尊重し、安全に配慮することが大切です。
三段壁洞窟での冒険は、地質学的な興味、歴史的な探求心、そして自然の壮大さへの畏敬の念を満たす、多面的な体験となります。地上から地下へ、現代から過去へ、そして人工の世界から自然の領域へと、訪れる人々を導く、この洞窟は、まさに南紀の隠れた宝石といえるでしょう。
３. 夕暮れ時の訪問でロマンチックな雰囲気を満喫
夕暮れ時への訪問は、『三段壁』の主戦場！
ロマンチックな雰囲気を味わうには、格別な場所です。
和歌山県白浜町に位置するこの絶景スポットは、夕日が沈む時間帯が最も魅力を引き立てます。
断崖絶壁の上に立ち、広大な太平洋を見渡すと、心が洗われるような開放感に包まれる。
夕陽が海面に映り込み、空と海が燃えるような赤や橙色に染まっていく様子は、まさに絶景そのもの。
恋人同士で訪れれば、この壮大な自然の演出に心を打たれ、互いの絆を深めることができることでしょう。
波の音が耳に心地よく響き、潮風が頬をなでる中、手を繋いで散策するのもまた素敵です。
展望台から見える水平線に沈んでいく夕日を360度のパノラマで楽しむことができ、まるで天空の楽園にいるかのような錯覚さえ覚えます。
日が沈むにつれて、空の色が刻々と変化していく様子も見逃せません。
朱色から紫へ、そして深い藍色へと移り変わる空の色彩は、まるで自然が描く一幅の絵画のよう。
やがて夜の帳が下りると、星々が瞬き始め、ロマンチックな雰囲気はさらに高まります。
『三段壁』の夕暮れは、忙しい日常を忘れ、大切な人と特別な時間を共有するのに最適な場所。
この美しい景色を前に、静かに語り合い、お互いの気持ちを確かめ合うことで、忘れられない思い出を作ることができるでしょう。
自然の壮大さと二人だけの親密な時間が織りなす、まさにロマンチックの極みと言える体験！
ぜひ、スマホが手放せない現代人は、デジタルデトックスをしながら自然が生み出すロマンチックを五感で感じて日々の疲れを浄化してみてください！
４. お土産店での地元グッズ探し
『三段壁』周辺のお土産店では、地元ならではの特産品が豊富に揃っています。
特に「福亀堂」では、人気の「三段萬壽」や和歌山名物の「梅干し」が売れ筋商品です。
また、地元の味を楽しめる「パンダの街 白浜チョコパイ」や「紀州梅純金茶」、「梅酒 三段壁」なども注目の的です。
さらに、「福亀堂」では市場直送のフルーツや野菜、地元産の海産物加工品も販売されており、多彩な選択肢があります。
『三段壁』を観光の際は、これらのお土産を探しながら地元の魅力を体感してみてください！
駐車場利用も便利で、購入金額に応じて無料になるサービスも提供されています。
「福亀堂」
駐車場：30台完備/ 3時間以内500円 （お買い上げ1,000円以上で無料）
電話：0739-43-3687
営業時間：9:00～16:00、毎週火・水・木・金曜日休業
５. カップルのデートスポット
三段壁展望台は、2016年4月に「恋人の聖地」として選定されました。
展望台付近には、ハートのモニュメントが設置され、カップルで訪れる観光客も多く見られます。
二人の愛を誓う南京錠をつけることができるスポットもあり、記念撮影にも最適です。
夜には、「星降る洞窟ナイトウォーク」で幻想的なライトアップが行われ、ロマンチックなひとときを過ごせます。
自然と文化が織りなす特別な空間で、２人の思い出の時間を作る事ができるステキな場所です！
アクセス情報
１：公共交通機関
・JR紀勢本線「白浜駅」からバスで約20-25分、「三段壁」バス停で下車後、徒歩約5分
２：自動車
・紀勢自動車道「南紀白浜IC」から車で約10-15分
３：飛行機
・南紀白浜空港からバスで約6分
４：タクシー
・白浜駅からタクシーで約15分
公共交通機関での来訪も可能ですが、自然豊かな周辺地域も楽しめやすい車での来訪がおすすめです！
まとめ
『三段壁』は、和歌山県が誇る最大の観光スポットの一つ！
大自然が創り出した雄大な景観は、訪れる人々の心に深く刻まれること間違いなし！！
自然の迫力、歴史の重み、そして人々の思いが交錯する特別な場所として、多くの観光客を魅了し続け、訪れる人達は、断崖絶壁に打ち寄せる荒波の轟音を全身で感じ、悠久の時を超えてこの地に刻まれてきた様々な物語に思いを馳せることでしょう。。
『三段壁』は、地質学的な歴史、源平合戦にまつわる伝説、近代の悲恋物語、そして現代の観光地としての姿と、様々な時代の層が重なり合って今日の姿を形作っています。
歴史、自然、ロマンスが融合したこの場所で、忘れられない思い出を作ってみませんか？
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