五感が研ぎ澄まされる!!
嵐山
京都の食べ歩きスポットといえば「嵐山」。
四季折々に顔色を変える風景に人気は国内だけに留まらず、外国人観光客も多く訪れます!
シンボルともいえる渡月橋周辺には、由緒あるお寺や神社が点在し、世界遺産である天龍寺の回遊式庭園は、日本初の史跡・特別名勝で春夏秋冬変わった表情を見せてくれます。
さらに京都の中でも食べ歩きスポットが多い嵐山には、インスタ映えする話題のスイーツから歴史あるグルメまで幅広く、様々なジャンルで楽しめます。
季節が変わるたび何度でも訪れたくなる「嵐山」。
歴史やグルメ、自然を堪能し、充実した休日を過ごせること間違いなし!
そんな「嵐山」の中でも今回は、実際に行ったここだけは外せないスポットを「つばっち」が紹介します!!


嵐山ってどんなところ??
「嵐山」はさくら名所100選に並び日本紅葉名所100選にも選定され、桜や紅葉の名所となってます。冬には雪がかかり白く幻想的な姿を現すため、春夏秋冬いつ訪れても楽しめ、何回でもリピートしたくなる最高の観光スポットです!
中心部を流れる桂川に架かる「渡月橋」は、「嵐山」の象徴となっています。
「渡月橋」を挟んで上流側が大堰川、下流側が桂川と名称が変わります。
桂川の北側にある「嵯峨野」というエリアには、有名な「竹林小径」があります。
平安時代には貴族の別荘地であったことからこのエリアは特に風情が出て存在感が際立ちます。
自然や歴史を感じるだけでも行く価値ある「嵐山」ですが、京都ならではのインスタ映えするカフェや食べ歩きスポットもいっぱいあります!
渡月橋から嵯峨野方面に歩いていくと食べ歩きロードに出て、余す時間なく嵐山を楽しめます!
様々な用途で楽しめる「嵐山」、ゆったりとした休日を過ごすにはピッタリです!


〜アクセス方法〜
京都旅行はバスや電車移動がオススメです。
観光名所は人通りも多く駐車場も停めにくいです。
嵐電1日フリーきっぷでお得に京都を東から西まで堪能できます。

◼️京都駅からのアクセス
JR嵯峨野線が最も便利です。
嵯峨野駅には快速と普通が停車し、快速は約11分程度で到着します。
到着後「渡月橋」までは徒歩約8分。
JR嵯峨野線は車内が混み合うため、地下鉄烏丸線で烏丸御池駅まで行き、東西線に乗り換えて西の終点の太秦天神川駅で下車。そこから京福電鉄(嵐電)に乗り換えて、終点の嵐山駅まで行く別ルートもおすすめです。
◼️四条河原町からのアクセス
阪急京都線に乗車し、桂駅で阪急嵐山線に乗り換えて終点の嵐山駅で下車します。

渡月橋
嵐山のシンボルとも言える「渡月橋」。
上流の大堰川と下流の桂川にかかる渡月橋は、平安時代に亀山上皇により命名されたそうで、テレビや雑誌などでよく見る嵐山のシンボル的存在となっています。
嵐山を背景に、春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々風情ある景色を楽しませてくれます。
僕はまだ少し肌寒い3月ごろに行ったため、桜は咲いていませんしたが、嵐山の景色が緑豊かに生え揃う所でした。


〜歴史と由来〜
渡月橋の起源は古く、834年から848年の間に僧侶の道昌によって最初の橋が架けられました。当初は「法輪寺橋」と呼ばれていましたが、鎌倉時代に亀山天皇が月見舟を楽しんだ際、「くまなき月の渡るに似る」と詠んだことから「渡月橋」という名前が付けられました。
〜橋の特徴〜
現在の渡月橋は1934年に建設されたもので、橋脚は鉄筋コンクリート製ですが、欄干部分は和製のヒノキで作られています。
外観は木造橋の意匠を受け継ぎ、周囲の景観に配慮した設計がなされています。橋面の中央部が1m高く、弓なりの形状になっているのも特徴です。 橋脚は10メートル間隔で設置されており、4本1組の鉄筋コンクリート製で、周囲は鉄で補強されています。また、橋脚の上流側にはコンクリート製の杭が打ち込まれ、流木による損傷を防いでいます。
司馬遼太郎は渡月橋の美しさを評価し、その控えめな姿と景観との調和を称賛しています。
全長:155m
幅員:12.2m
竹林の小径
竹林道に吹く風が葉を揺らす度に出るその音色は、心身ともにリラックスさせてくれます。
最大の魅力は、その圧倒的な自然美です。無数の竹が狭い道を覆い、神秘的で静かな雰囲気を醸し出して訪れる人々に心の平穏をもたらします。
「竹林の小径」は、日本の伝統文化と自然の美しさが融合した特別な場所です。その歴史的魅力は、今も変わらず多くの人々の心を魅了し続けています。


〜四季折々の表情〜
竹林の小径は一年を通して美しい景色を楽しむことができます。
- 春:新緑の鮮やかさ
- 夏:青々と茂る竹の葉
- 秋:風情ある黄金色の景色
- 冬:雪化粧した幻想的な白い竹林
特に冬の雪景色は圧巻で、普段は見られない白い竹林は写真映えすること間違いなし。
〜歴史〜
嵐山の竹林の小径は、悠久の歴史を持つ京都の象徴的な景観の一つです。その起源は平安時代にさかのぼり、貴族文化と深く結びついています。
・平安時代の起源
平安時代初期、この地域は貴族の別荘地として栄えていました。809年頃、野宮神社が創建され、嵯峨天皇の即位に伴い、皇女仁子内親王が斎王として潔斎を行ったとされています。この時期から、竹林は神聖な場所として存在していた可能性があります。
・鎌倉時代の発展
1255年、後嵯峨上皇が嵯峨野に離宮を造営したことで、この地域はさらに発展しました。この時期に、現在の竹林の小径の原型が形成された可能性があります。
・江戸時代以降
江戸時代には茶道や庭園芸術などの文化が栄え、竹林の小径を訪れる人々が増加しました。現在の竹林の景観が江戸時代から変わっていないという説もありますが、明確な歴史的裏付けはありません。
・現代の竹林
今日、竹林の小径は約400メートルにわたって続く遊歩道となっており、両側に広がる手入れの行き届いた竹林が美しい景観を作り出しています7。その悠久の歴史と美しさは、今も変わらず多くの人々を魅了し続けています。
「キモノフォレスト」
嵐電 嵐山駅の改札口を出てすぐのところにある「キモノフォレスト」。
京友禅の柱がフォトジェニック!
高さ約2mのポールに京友禅の生地をアクリルで包んだものが約600本設置されています。
昼は様々な色柄の京友禅を楽しめ、夜はLEDによるライトアップで幻想的な光景に豹変します。
キモノフォレスト内にある「龍の愛宕池」は、幸運をもたらすとも言われています。
2013年の駅リニューアル時に、デザイナー・森田恭通氏が手掛けました。
所 要 時 間 :約30分
オススメの時間帯:夕方〜21時頃(ライトアップされる時間)
デ ザ イ ン :森田恭通氏
京都の伝統的な友禅染めと現代的なライトアップが融合した、嵐山の新しい魅力的なスポットなので、お帰りの際は一度立ち寄って見てはいかがでしょうか??



嵐山のオススメ食べ歩き
少し坂になっている「嵐山」。沢山歩けばお腹も空きますよね?
嵐山には食べ歩きスポットがたくさんあるため、お腹の減りも心配ありません!
京都ならではのインスタ映えスイーツやドリンクがたくさん!!
楽しみは尽きませんね ^ー^
しかし、食べ歩きの際はルールを守ってゴミはしっかり指定の場所に捨てましょう。
外観をみんなで守って作り上げるのも観光地の魅力です!
⇓嵐山には設置されたゴミ箱が多数ありますので、ゴミ箱マップをご覧ください⇓

【% ARABICA Kyoto Arashiyama】
京都・東山にあるアラビカ1号店に続いて2015年7月7日に、京都・嵐山に国内2号店目となる%Arabica Kyoto Arashiyamaがオープン。
白を基調としたアラビカらしい空間と嵐山でしか味わえない景色の中で、エスプレッソとミルクが繊細に混ざり合った美しすぎるラテをゆっくり味わえるお店です。
桂川沿いのベンチに腰を掛け、川のせせらぎを聞きながらのんびり飲むカフェラテは優越感が堪りません!
3席ほどの店内席もありますが、天気が良い日は川沿いでのんびり舟遊びを眺めながら飲むことをオススメします!

【京都嵐山 良彌】
70年以上「良彌」の伝統を守り、嵐山を支えてきた老舗。
古くから嵐山名物と言われる湯葉チーズは絶品そのもの!
揚げたての串天のほか店内では本格的なうどんを手軽に食べられます。
オススメはやっぱり「ゆばチーズ」ですね!
肌寒い3月に行きましたが、温かくてホクホクさせながら頂きました!!
2025年3月で77周年を迎えるそうで、記念の年となりそうですね。
これからも訪れる観光客で賑わうこと間違いなしです!

【嵯峨野コロッケ】
僕は金賞プレミアムを注文!
じゃがいもがやわらかく、肉の旨味と甘味をすごく感じました!
種類はいっぱいありましたが、やっぱりオススメは、「金賞プレミアム」。
食べ歩きもしやすく値段もリーズナブル!
いろんな種類のコロッケを食べ比べしてみましょう。

【その他】
僕が実際に訪れたところは、以上になりますが、他にもオススメはいっぱい!
・新八茶屋
などなど!
まとめ
京都の歴史と自然と食が集まる「嵐山」!!
四季折々色合いを変え、いつ行っても違う楽しみ方ができます。
僕は、京都観光を日帰りでしましたが、
「金閣寺」⇒「嵐山」⇒「清水寺」
と京都の端から端まで一日で観光できました。
男3人旅だったので、このようなスケジュール感でしたww
予定をつめつめで入れたい方には、このプランで京都を1日で十分回れます!
ゆったりとした旅を過ごしたい方には、「嵐山」だけでも存分に楽しめます。
デートでは、ゆったりとボートにも乗ってみてはいかがでしょうか??





〜お問い合わせ〜